キャンプの楽しみといえば、焚き火や料理がもっとも大きな楽しみですね
僕は焚き火セットにもう一つ持っていくものがあります。
それが「ソロストーブ」
なぜもう一つ?
小さくて焚き火にも料理にも。
そして燃焼力が大きな魅力です。
そして意外なことにも役立つのです。
僕は焚き火台と「ソロストーブ タイタン」を両方使ってキャンプしています。
この記事では「ソロストーブ タイタン」を中心にソロストーブについて、特徴や楽しみ方について解説します。
ソロストーブ タイタン
「ソロストーブ」は2次燃焼で楽しめるストーブとして元祖ともいえるストーブですよね。
独自の二重構造のおかげで2次燃焼を引き起こし、高い燃焼効率を誇ります。
不完全燃焼が少ないので煙が少ないので衣服の臭いも少ないです。
薪や小枝、松ぼっくりなどを底に入れて着火すると、底部の通気口から取り込まれた空気と上部の通気口から出るあたためられた空気による1次、2次燃焼により効率よく燃料を燃やすことができます。
これにより2次燃焼での美しい炎を楽しむことができます。
また、燃やした薪などは驚くほど燃え尽きてしまうので片付けが非常に簡単です。
サイズのバリエーションも豊富で、ソロからファミリー、グループキャンプと様々なシーンに応じて選べます。
「SOLO STOVE TITAN/ソロストーブタイタン」の概要
- 梱包内容 : 本体、ゴトク、収納袋
- サイズ : 高さ 約20cm(使用時)、約14cm(収納時)、直径 約13cm
- 重 量 : 約467g
- 材質 : ステンレススチール (SUS304)、ニクロムワイヤー
本体は継ぎ目のない美しい仕上がりで強度もあって、見た目もかっこいいですよ。
おすすめな理由 (楽しみ方)
もちろん焚き火が主な用途ではありますが、キャンプでは様々な楽しみ方がありますよね。
焚き火
もちろん焚き火です。
構造上、上方向に高く火柱が立ち上がるので普通の焚き火台とはちょっと違う焚き火鑑賞になるでしょう。
そして普通の焚き火台では見られない二次燃焼による炎が特徴です。
上部の通気口からでる2次燃焼の炎がいつまでも飽きずに見ていられます。
僕はキャンプに普通の焚き火台とソロストーブを両方持って行ってそれぞれ使用して使い分けています。
2次燃焼やしくみについての詳細はSolo Stoveから確認できます。
薪割り
薪の長さは一般的な薪の長さ(だいたい40cmくらい)では本体からはみ出します。
その長さのままでも焚き火はできますが、2次燃焼を堪能したい場合には短くカットしましょう。
燃焼をうまく引き出すためには半分かそれ以下(上の穴の位置より低め)くらいに薪をカットしましょう。
薪割りもキャンプの楽しみの一つ。
面倒なように感じますが簡単に薪は短くカットすることができます。
半分の長さにするのであれば、薪のちょうど半分くらいのところに薪の太さの半分程度を目途にのこぎりで切り込みを入れてます。
そして石や枕木に斜めに立てかけて踏みつければ簡単に折れます。
OPINELなど折りたためるコンパクトなのこぎりが1本あれば重宝しますね。
料理
僕はこのソロストーブは料理との相性がいいと思っています。
なぜなら「火力が強い」から。
この火力で調理するなら中華料理はどうでしょうか。
キャンプで中華料理?
と思うかもしれませんが
大自然の中でパラパラチャーハンを食べたくなりませんか?
チャーハンに限らず、野菜炒めや定番の焼きそばもおいしく作れます。
高火力でさっと野菜をいためることで、シャキシャキ野菜の焼きそばができます。
中華鍋ではその他にもカリッとした目玉焼きや、シャキシャキ野菜炒めもお勧めです。
ソロにちょうどいいサイズのソロストーブ タイタンにちょうどいいサイズの鉄なべ(フライパン)なら、「ヨコザワテッパン×おやじキャンプ飯」の中華鍋がお勧めです。
鉄板の厚みも十分で振りやすく約24cm径の中華鍋です。
ソロキャンプ用鉄中華鍋 ヨコザワテッパンについてレビューしていますのでよろしければことらからどうぞ。
なお、チャーハンのコツとしては少量のごはん(約0.5合)で炒めた方がパラパラに仕上げやすいです。
ソロであれば0.5合程度でも炊きやすい小さめのメスティンがお勧めです。
肉を焼いたり、マシュマロを焼いたりももちろんできます。
その際には100均などで売っている使い捨ての丸い焼き網がサイズもちょうどよくフィットします。
いろいろな料理で楽しみましょう。
他の使い方
前述しましたが、ソロストーブは2次燃焼や火力もあっていろいろと燃やし尽くしてくれます。
特に紙類、生ものはもやし尽くせます。
つまり持ち帰るゴミを減らせます。
燃やすときは火力の状態を見ながら適量ずつ投入しましょう。
キャンプ場ではごみの持ち帰りが基本となっていますので、生ゴミの持ち帰りは気分的にちょっと…
というときには活躍します。
ただし注意点もあります。
「プラごみは燃やすのは避ける」
溶けてくっついてしまったり黒い煙や匂いを周囲に出してしまうので避けましょう。
普通の焚き火台では生ごみは燃えないとは言いませんが燃え切らないことが多いのですが、ソロストーブなら燃やし尽くしてくれます
使うとわかりますが薪の燃え残りもかなり少ないんです。
合わせて揃えたいオススメのオプション
オプションも充実しており、また合わせて用意しておくと便利なツールを紹介します。
ソロストーブはそれほどコンパクトになるわけではないので、収納時は中がスカスカです。
そこで必要な小物は一式ソロストーブの中に収納しておき、
ソロストーブを収納袋で持ち出せば必要なものがそろっている状態にしておく、
というのもいいのではないでしょうか。
ソロストーブ タイタンがすっぽり入るポット(鍋)
ソロストーブ自体がコンパクトになるわけではないので、荷物としては体積は減らしづらいです。
では、その体積を大きく変えずに使い道が多いポット(鍋)もセットで揃えてはどうでしょうか。
ソロストーブ タイタンがすっぽり入るサイズなので、収納時の体積増加は最小限です。
お湯を沸かしたり、
水を汲んでおいたり、
食材をいれておいたり、
洗い物をまとめておいたり、
と、なにかと役に立ちますね。
ポットは単体でも、ソロストーブタイタンとセットのものも選べます。
のこぎり
薪の長さをそろえる場合にはマストで用意したほうが良いですね。
OPINELののこぎりは収納することもできる刃渡りが約12.5cm程度とコンパクトなのこぎりです。
斧、ナタ
薪割りする方ならすでにお持ちかもしれませんね。
ソロストーブ タイタンでは、薪割りが結構頻繁に行うことになるので、斧かナタは持っていると重宝しますよね。
着火用ライター
火起こし器具をすでにお持ちならそれでも火は起こせます。
ただ底が深いので先の長い着火用ライターがあると重宝します。
例えば、松ぼっくりをソロストーブタイタンの底において火をつけるときなどですね。
ファイヤーライターも便利ですよね。
焚き火シート
ソロストーブは実は底がそれほど熱くならないんですよね。
なので場所を移動するときなどは手袋していれば簡単に移動できてしまいます。
とはいえ焚き火シートはマナーですので用意しておきましょう。
最近はちくちくしなくて色も複数色から選べるようになってきました。
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バリエーション
ソロからファミリー、グループキャンプまで様々なサイズやバリエーションがあります。
SOLO STOVE LITE / ソロストーブ ライト
SOLO STOVE TITAN / ソロストーブ タイタン
SOLO STOVE CAMPFIRE / ソロストーブ キャンプファイヤー
SOLO STOVE RANGER / ソロストーブ レンジャー
SOLO STOVE BONFIRE / ソロストーブ ボンファイヤー
SOLO STOVE MESA / ソロストーブ メサ
よいところ、きになるところ
よいところ、きになるところを挙げていきます。
気になる点としては、
- 収納
- 薪の準備
- 薪の補充が忙しい
という点を挙げておきます。
基本的に継ぎ目のない一体成型なので畳んだりできません。
上に乗せるゴトクをひっくり返して収納するのが少々高さが低くなるくらいです。
車でのキャンプなど収納スペースがあるのであれば特に気になるほどではありません。
ただソロストーブ「キャンプファイヤー」から上のサイズになると車のトランクスペースでもだいぶスペースを取ってしまうでしょう。
本体の中の空間をうまく使って荷物を中に収納したりと工夫することで対処が必要になってくるでしょう。
ただ、この構造、形状のおかげで大火力、2次燃焼の楽しさを味わえるということになるので、どちらを取るかという判断になってくるでしょう。
「ソロストーブ タイタン」は適度なサイズで気にするほどではありません。
ソロキャンプではちょうどよいサイズだと思っています。
薪の準備と補充がいそがしいという点ですが、長さを揃えておく前準備と燃焼効率が良いので消費が早いです。
薪を多めに準備しておく、こまめに補充が必要、とはいえこれはキャンプの楽しみでもありますよね。
準備を始めればあっという間に必要な分量は準備できてしまうでしょう。
そして良い点として次にあげる項目がそれを補って余るほど多いです。
- 2次燃焼が楽しい
- 高火力
- 燃料やその他投入したものを燃やし尽くせる
- 見た目がかっこいい
- 片付けが簡単
- それほど熱くならない
- 移動が簡単
- 設置が簡単
- 煙が少ない
- オプションパーツが豊富
- タイタンはコンパクト(それより上のサイズは使用する人による)
なお「ソロストーブ タイタン」と併用して使ってみても楽しそうな他の焚き火台も別の記事で解説しています。
「ユニフレーム ファイヤーグリルSolo」のレビュー記事はこちらからどうぞ。
ソロストーブ タイタンがソロキャンプにおすすめな理由のまとめ
2次燃焼を楽しみたい、
火力が欲しい、
料理を楽しみたい、
サイズのバリエーションが豊富ですが「タイタン」がサイズ的にも通常使いでもちょうどよいサイズです。
通常使いの焚き火台に加えて一緒に持って行ってもいいでしょう。
これらの点から「ソロストーブ タイタン」はとてもお勧めできるストーブだと思います。
片付けも簡単ですし、片付けの時にも活躍します。
サイズ違いでのラインナップも多く、卓上使いできるものをあります。
ご自身の使い方や好みに応じてラインナップの中なら選んでみましょう。
「タイタン」以外でもサイズが選べるのでソロでもファミリーでもグループでも、一度使ってみると毎回使ってしまう、そんなストーブです。
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