HG バルバトスのガンダムフレームを缶スプレーと部分的な筆塗りで塗装してみると...
ガンダムフレーム単体でディスプレイしたくなるほど印象が変わりました。
HGシリーズは1/144スケールでサイズ感や組み立て性といった点でも手軽に組み立てができるキットです。
その反面、パーツ点数が少ないのでRGやMGのような精密な造形や色分けにはなっていません。
しかし、「鉄血のオルフェンズ」に出てくるガンダムは「ガンダムフレーム」がガンダムであり外装はおまけ(?)という設定に沿っているのかはわかりませんがフレームに外装をはめていく構造になっています。
このような構造のためHGとはいえガンダムフレームがきちんとあります。
そしてフレームにメカっぽい造形が施されています。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
ところどころが外装から見える構造になっているので、この「ガンダムフレーム」にひと手間加えてあげると見違えるような仕上がりになります。
- HG作品のクオリティをアップしたい
- 全塗装まではしないけど部分塗装なら
- 筆塗り中心
という方にお勧めします。
- もちろん全塗装するよ、
という方にも参考になればうれしいです。
ガンダムフレームを塗装してみた
HG バルバトスを作例に、ガンダムフレームを缶スプレーで塗装し、ところどころにゴールドとシルバーの部分塗装を行います。
ガンダムフレームの塗装
ガンダムフレームに行った作業は次の通りです。
- ガンダムフレームを缶スプレーで塗装し金属感をだす
- 各部にゴールド、シルバーを筆塗り塗装して精密感をだす
合わせ目の処理は行っていないので組み立て作業自体はほぼ素組みと同じです。
外装パーツの塗装
ガンダムフレームがある意味ガンダム本体だと思われるので、”ついで”に、外装パーツも塗装しています。
今回はメタリックに挑戦、説明書のカラーガイドの各色の調合内容を参考にオリジナルで調色しています。
外装パーツについては別の記事で紹介していますのでこちらからどうぞ
![](https://ajimaru.org/wp-content/uploads/2023/01/wordpress-eyecatch-HG_BARBATOS001-160x90.jpg)
それでは作業していきましょう。
ガンダムフレームの塗装作業
作業開始です。
ガンダムフレームの組み立て
素組み同様組み立てます。
缶スプレーでメタリック塗装
ガンダムフレームのパーツは、缶スプレーのメタルブラックで塗装しました。
缶スプレーは手軽に使用できて便利ですが、もちろんエアブラシで塗装してもいいでしょう。
充電式ハンディタイプのエアブラシであれば手軽に扱えます。
リーズナブルな価格で手に入れることもできますのでこの際挑戦してみてはいかがでしょうか。
充電式エアブラシでどのくらいの仕上がりができるか知りたい方はこちらからどうぞ。
![](https://ajimaru.org/wp-content/uploads/2023/07/wordpress-eyecatch-Airbrush000-160x90.jpg)
ホワイトパールで金属感アップ
メタルブラックのままでもいいのですが、この上から缶スプレーのパールホワイトを吹き付けてみました。
表面の明るさが部分ごとにまばらに見えるようあえて全体を不均一に、全体に軽く雑に吹き付けしています。
ホワイトパール塗布 前後比較
下の写真左がメタルブラックのみ、右がホワイトパール塗布後。
その他ガンメタリックなどの色でもいいでしょうし、お好みで塗装を楽しみましょう。
部分塗装
次に部分塗装をしていきます。
分解
塗る部位によってどこまで分解するかが変わってくると思います。
今回はシリンダー、可動軸、ギア、パイプ類を塗っていきます。
塗りやすいようにある程度のユニットまで分解します。
部分塗装
ゴールド、シルバーをエナメル塗料で筆塗りしていきます。
満足いくまで塗り終えたら塗装終了、そして組み立てて完成です。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ゴールド、シルバーはアクセントになるね
塗装に使用したもの
缶スプレー
- メタルブラック
- パールホワイト
エナメル塗料
- クロームシルバー(TAMIYA X-11)
- ゴールドリーフ(TAMIYA X-12)
作業に役立つ小物
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
小ネタとして
ガンダムフレームの塗装は、こだわりだすとキリがないですね。
できるだけ細い筆できれいに丁寧に仕上げたいところです。
ただ僕のようにおじさんモデラーにとってはこの細かい丁寧な作業が年々厳しくなってきます。
そこで約3倍率のルーペ越しに作業ができる作業台「プラモ向上委員会 plamokojo ワークステーションVer.2.0 PRO」があります。
LEDライトがついた約3倍率のルーペが備わっており、細かな作業でも手元を明るくそして拡大して見ることができるコンパクトな作業台です。
また、無数に穴の開いた金属プレート上で作業することで細かなプラカスなどはその穴から下におちてトレイにためることができて、作業後にまとめてトレイで処理ができます。
もっと知りたいという方はレビュー記事もどうぞご覧ください。
![](https://ajimaru.org/wp-content/uploads/2023/11/wordpress-eyecatch-Workstation000-160x90.jpg)
なお、ガンダムフレームはほとんど隠れてしまうとはいえ、細部の塗装でここまでこだわるならやすりがけなどで「見えないところをしっかりこだわりたい」ということもあるでしょう。
面をだしたりエッジをたてたり、パーティングラインを消したりもっときれいに仕上げたいというときにお勧めの工具も紹介します。
ペーパーやすりの当て板 : 好みの番手のペーパーやすりできれいな「面」に仕上がります。
![](https://ajimaru.org/wp-content/uploads/2023/08/00HEMIxIPD_Choplate_eyecatch000-160x90.jpg)
かんな : プラモデル用のかんなでエッジをしっかり立たせます。パーティングライン消しにもお勧めします。
![](https://ajimaru.org/wp-content/uploads/2023/07/HEMIxIPD_PLANER_eyecatch00-160x90.jpg)
ガンダムフレーム完成
フレームの金属の色はお好みの色に調色してもいいですよね。
ハンディタイプのエアブラシで手軽に調色を楽しみましょう。
- どれを選んだらいいかわからない
- ハンディタイプって買って損しない?
など
ハンディタイプのエアブラシについてもっと知りたい、興味があるという方はこちらの記事も参考にどうぞ。
![](https://ajimaru.org/wp-content/uploads/2023/07/wordpress-eyecatch-Airbrush000-160x90.jpg)
ガンダムバルバトスのガンダムフレームを塗装してみたまとめ
単色のフレームに何か所かアクセントで色を付けてあげると劇的に雰囲気が変わります。
ゴールドやシルバーでのアクセントがお勧めです。
装甲をつけても見える部分のシリンダーとパイプ類だけでもゴールドやシルバーを使って塗装してあげると効果的ではないでしょうか。
見えない部分への塗装は自己満足ではありますが、このキットの場合はとても高い満足感が得られますよ。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
フレームへのちょっとした部分塗装だけでもイメージが変わりますよ!
すでに組み立ててしまったモデルでもバルバトスの外装は比較的簡単に取り外しができます。
ぜひチャレンジしてみてください。
外装パーツの塗装と全体像は別の記事でまとめていますのでこちらからどうぞ。
![](https://ajimaru.org/wp-content/uploads/2023/01/wordpress-eyecatch-HG_BARBATOS001-160x90.jpg)
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