HG アッガイのモノアイを改造してみた。簡単な改造でリアルな仕上がり

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ジオンのモビルスーツの定番改造といえばモノアイ、

HGでもモノアイをメカ風にすると印象が激変しますよね。

アッガイのモノアイ周辺は可動や形状がよくできていると感じます。

前後左右に可動出来てパーツにもモールドがありモノアイを改造することでモノアイ周りがかっこよくなります。

この記事では金属パーツを使ってよくできているアッガイをさらに”リアルな感じ”に改造する方法を紹介します。

良くできているキットを生かして比較的簡単な改造で仕上げられます。

 

 

 

HG アッガイのモノアイを改造

ノーマルの状態を見てみる

そのまま組み上げるとこのようになります。

シールは貼っていません。

透明なパーツにシールを貼ってモノアイを表現します。

ノーマルのモノアイの写真

 

 

付属のシールで仕上げた写真(解説書から参照)

解説書の通りに仕上げた写真

 

 

頭部内部の形状はこのようにしっかりと造形ができています。

ノーマルのモノアイ周辺の写真

モノアイと合わせて周辺の塗装などをするとよりクオリティが上がりそうです。

 

 

改造後のイメージ

塗料でモノアイを塗る

蛍光ピンクの塗料でモノアイを塗ってみました。

もっともシンプルな改造ですね。

クリアパーツを外した状態と付けた状態はこの通り(写真は全塗装のもの)。

蛍光ピンクでモノアイを塗った写真

 

金属パーツを使う

金属パーツを使って加工しました。

加工は必要ですが、簡単にできます。

(写真は全塗装したもの)

クリアパーツは装着できなくなります。

金属パーツを使った改造後の写真

 

本記事では、こちらの金属パーツを使った改造について解説していきます。

 

 

準備

改造に使用したパーツ、工具類です。

 

使用したパーツ

ハイキューパーツ VCドーム3 ピンクL 5.0/6.0mm(各5個 計10個入)

5.0mmを使用しました。


VCドームに合わせて内径5.0mmでできるだけ薄いものを選びます。

 

 

工具類

  • ピンセット
  • カッターマット
  • 瞬間接着剤
  • やすり

基本的には普段使用している工具類で作業できます。

今回のアッガイのモノアイ改造作業ではやすりが活躍します。

SPプレートを固定する部分を薄く平らに削るので、チョップレート(紙やすりの当て板)に荒い番手の紙やすりを貼って作業しました。

やすりの当て板 「チョップレート」については別の記事にまとめていますのでご覧ください。

プラモデルの面だしに。ペーパーヤスリの当て板 ”チョップレート” ∼ やすり作業が心地よい
やすりがけの作業にはいろいろ思いがあると思いますが、ペーパーヤスリの当て板”チョップレート”を実際に使用してその使い心地や作業性、仕上がりについて紹介しています。


薄く平らに削れれば、他のやすりでも構いません。

面だしやエッジを立てるときにも使える工具なのでサイズ違いで1-2本持っておくと便利です。

 

 

改造作業の解説

では順番に作業を解説していきます。

 

モノアイ製作

今回は直径5mmのモノアイのサイズにします。

これは元のモノアイのサイズとほぼ同じです。

色はピンクにしましたがグリーンのドームも販売していますのでお好みで選べばいいでしょう。

モノアイのサイズのVCドームに合わせて内径5.0mmのSPプレートを用意します。

今回の改造ではモノアイの飛び出し(厚み)が増すので、透明パーツが装着できなくなります。

 

 

モノアイのパーツを準備します。

モノアイのパーツの写真

 

接着剤を少々塗布し接着します。

モノアイのパーツを組み合わせた写真

 

 

モノアイパーツを加工します。

モノアイを装着した際、正面は余裕がありますが左右にモノアイの位置をずらすときに隙間がなく動かすことができなくなるので、加工して解消していきます。

モノアイが干渉している写真

 

下の図(解説書の抜粋)の通り、モノアイパーツには表裏があり、横から見ると丸みがあるほう(正面)と平らで厚いほうがあります。

解説書のモノアイ製作方法の写真

 

ちなみにどちらを表にして組んでも組めます。

今回は丸みがある方を削って平らにしてそこにSPプレートを貼り付けています。

 

やすりでモノアイパーツの片側を削ります。

できるだけ平らに、薄く、そして平行になるようにしましょう。

やすりがけしたモノアイパーツの写真

この写真の厚みまで削るとモノアイを装着してぎりぎり左右にモノアイが動かせます。

できるならもう少し薄くしてもいいでしょう(強度を考慮しながら)。

この作業の時にやすりを当て板につけてやすりがけ出来る「チョップレート」を使いました。

平らで薄く加工がしやすく、そして傾きも確認しながら作業がしやすいですよ。

やすりの当て板 「チョップレート」については別の記事にまとめていますのでご覧ください。

プラモデルの面だしに。ペーパーヤスリの当て板 ”チョップレート” ∼ やすり作業が心地よい
やすりがけの作業にはいろいろ思いがあると思いますが、ペーパーヤスリの当て板”チョップレート”を実際に使用してその使い心地や作業性、仕上がりについて紹介しています。

加工したそれぞれのモノアイパーツを接着剤で接着していきます。

可動範囲を確認する前に接着してしまうと削り足りないときに削れなくなってしまうので両面テープなどで仮止めして動作確認するといいでしょう。

接着したモノアイパーツの写真

 

頭部に組付けてみましょう。

動作確認も行います。

モノアイの動作確認の写真

確認して自分の満足いく動作可能範囲であれば接着剤で製作したそれぞれのモノアイパーツを接着して完成です。

 

 

 

モノアイのクリアカバー

本記事の改造方法だとクリアパーツを付けない前提になります。

もしどうしてもつけたいという場合には、薄いモノアイを製作する必要があります。

以下はクリアケースとの干渉具合を参考で載せています。

クリアランスを考慮してどのような改造が必要か考慮しましょう。

 

金属パーツの場合は厚みがあるのでカバーがはまりません。

クリアカバーが入らない写真

前述した塗料でするか、薄いモノアイユニットが製作できればいいですね。

もしくは金属パーツでも可動させなければ位置を決めて埋め込んでしまえばカバーもはめられそうですね。

蛍光塗料で製作したモノアイとカバーの写真

 

仕上がり

組み立ててモノアイを少しずらしてみました。

仕上がりの写真

 

塗装

モノアイの改造をしたら他のパーツの塗装もチャレンジしてみてはどうでしょうか。

全塗装ではなくてもモノアイ周辺の内部のパーツを金属色にするだけでも雰囲気が変わります。

筆塗りでもいいですし、手軽に塗装できるハンディタイプの充電式エアブラシで塗装にもチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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作例

モノアイがリアル感のあるアッガイになりました。

やすりがけしてハンディタイプの充電式エアブラシでグラデーション塗装で仕上げてみました。

完成状態の写真

このアッガイは体育座りできるように改造しています。

工具があれば基本的に材料はあるもの(タダ)でできます。

別の記事で改造方法を解説していますのでよければご覧ください。

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他のジオンモビルスーツのモノアイも改造しています。

別の記事にまとめていますので興味があればこちらからどうぞ。

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まとめ

アッガイは比較的簡単にモノアイパーツの改造ができます。

可動出来なくてもモノアイパーツを製作してテープで貼り付けてもリアル感が増します。

他のジオン系モビルスーツにも応用ができると思うので、製作の参考にしてもらえればと思います。

 

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