アマダイ(甘鯛) 船釣り初心者 ∼ 仕掛けの実例や釣り方、そして釣行やおすすめ料理メニューも

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アイキャッチ画像 アウトドア

アマダイという魚をご存じですか?

高級魚といわれていますね

憎めない顔したアイツだね…w

これは関東の呼び名で、関西などでは「ぐじ」などと呼ばれていますね。

アマダイは高級魚ともいわれ、とくに大きな白アマダイは高値で取引されているそうです。

何度もアマダイ釣りに行っているものの、アカアマダイは釣れてもシロアマダイは釣れませんでした。

そして、ついに幻?の高級魚 シロアマダイとご対面できました。

40cmオーバー!!

と少々興奮気味ではありますが、アマダイ釣りについて解説していきます。

この記事では釣行記も合わせて仕掛けや釣り方も解説していきます。

おまけで、アマダイの美味しい食べ方にも触れたいと思います。

 

 

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アマダイ(甘鯛)

アマダイにはアカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイと3種のアマダイがあげられます。

アカアマダイが一般的かとおもいますが、僕は中でも高級魚とされるシロアマダイを釣りたくてアマダイ釣りに出かけます。

これらの中でもよく釣れるアカアマダイももちろんおいしいですよ。

煮ても焼いても揚げてもおいしく、皮を炙ったり、鱗をとらずそのまま揚げたり(松かさ揚げ)、もちろんお刺身でも。

皮や鱗もおいしく頂けるという珍しい魚ですね。

やわらかい身で、ほんのり甘みのあるとてもおいしいお魚です。

 

身が柔らかく、骨が硬いので、捌くときには少々コツがいるかもしれません。

鱗もおおきめで硬いですね。

通常魚は鱗を取って捌きますが、鱗を付けたままの調理の際には、処理に慣れが必要かもしれませんね。

 

アマダイは砂泥地に巣穴を掘って餌を待ち構えているそうです。

神奈川県平塚の船宿にお世話になっていますが、水深50-100mほどの砂泥地での釣りが多いと思います。

 

旬は秋から春。

だいたい11月に入るくらいからアマダイ船が始まります。

とても人気で週末は混雑で予約が取れないことも。

早めの予約をお勧めします。

 

 

アマダイ 船釣りの仕掛け

船釣りでの仕掛けについて解説していきます。

船宿や地域によって異なるかもしれませんが、関東であればカバーできると思います。

 

仕掛け

仕掛けはシンプルです。

  • 天秤
  • オモリ
  • しかけ
  • (クッションゴム)

天秤にオモリと仕掛けを付けます。

下の写真では上から道糸、天秤の左の先に仕掛けを取り付けます。

アマダイの仕掛けの写真

 

仕掛けは様々なものがありますので、お好みで選んでみましょう。

だいたい2m程度の2本バリです。

オマツリ(他の方と仕掛けが絡んでしまう)することもあるので仕掛けは予備もあると安心ですね。

アマダイの仕掛けの写真

 

 

 

船長から道糸と重りのバランスを指定されることがあります。

ケースバイケースですが道糸PE2~3号、オモリ40号、60号、80号あたりの組み合わせでしょうか。

オモリは重さや形状、材質で落とす速度が変わったり、誘い方が変わったりします。

オモリの形状比較の写真

その日のコンディションなどからいくつか種類を使い分けられるようになるといいですね。

 

竿

竿は1.8m~2.4m程度の8:2調子か7:3調子でオモリ負荷80号に耐えられるものがお勧めです。

アマダイ用として発売している竿がやはりお勧めです。

だいたいの魚をカバーできる万能竿でも竿先の反応やオモリの負荷に耐えられることが必要になります。

仕様を確認の上使用しましょう。

 

 

 

リール

水深は50-100m程度が多いと思います。

したがってリールはカウンター付きの200mは巻ける同軸リールが良いでしょう。

道糸の太さによって巻ける長さが変わってきます。

PE2号で300m、PE3号で200m程度巻けるリールであればいろいろな魚種にも万能に使えます。

 

 

水深はだいぶ深いところも狙うので電動リールもお勧めです。

今まで水深100mの釣りを手巻きでやっていましたが…

100mをリール1回転で73cm巻き取れるとするとざっくり130回は巻かないといけないんです(笑)。

釣り後半になると巻きとりが面倒でさぼりがちな釣りになってしまっていました。

電動を使いだしたらとても快適で手放せないですw

シマノ フォースマスターは釣り船に設置されているレーダー探知機と連携ができて液晶画面に水の中の様子を表示することもできるんです(事前に船が対応しているか対応表などで確認してください)。

直感的に操作できるスイッチのレイアウトなど使い勝手もとてもいいですよ。

バッテリーは持っていると便利です。

船によっては自席から遠い位置にしか電源が無い場合もあります。

電動リールの写真

 

その他

その他にもお勧めのグッズを挙げておきます。

  • ロッドホルダー/竿受け

置き竿をしたり、常に竿を持ち続けなくていいので快適な釣行を楽しめます。

 

  • 尻手ロープ

竿の尻手部分と船などとをつないでおき、万が一竿を海に落としてしまった… なんてことを防ぎます。

 

  • ロッドレストバッグ

雨や水しぶきも侵入しにくい防水性に優れたバッグを選びましょう。

側面のロッドレストつきがお勧めです。

仕掛けや小物など荷物をまとめて、ロッドレストに竿を収納すれば手荷物がシンプルになって船への乗り降りもスムースになりますよ。

 

 

  • クーラーボックス

釣りものに合わせてサイズ違いでいくつも持てればいいのですが…

よほどの大型を狙わないのであれば、長辺内寸で40cmあれば十分ではないかと思います。

釣りだけではなくキャンプなどにも使うなら釣り目的の性能を備えたシマノのキャンプ用もお勧めです。

クーラーボックスのおすすめを別の記事にもまとめていますのでご興味があればこちらからどうぞ。

クーラーボックス お勧め4選 ‐ 釣りもキャンプもこれ一つで
キャンプも釣りも両方やる人にとって、クーラーボックスはそれぞれで揃えると置き場所もお金もかかってしまいます。どちらにも使えるクーラーボックスがあったらいいなと思いませんか。そこでこれ一つでどちらにも使えてそれでいて性能も見栄えもいい、というクーラーをピックアップしました。

 

 

釣り方

船釣りでは船長の指示に従って釣りを楽しみましょう。

船長から、タナの説明がありますのでそのタナを狙って釣りをします。

アマダイは海底にいますので底付近を狙います。

 

釣り方

釣り場につくと船長さんから、水深〇メートル、底から〇メートルくらいを、の様な指示があると思います。

先述したように、アマダイは砂泥地に巣穴を掘って餌を待ち構えているようなので底すれすれを狙っていきます。

オモリが海底に着地すると道糸がたるみますのでわかります。

勢いよくオモリが着地すると砂泥にもぐってしまい、竿を上げたときに重く感じたり、抜けにくくなることもありますが慌てずに。

  • オモリを海底まで落とす
  • そこからだいたい1mくらいの範囲に餌が滞在するようなイメージで竿をあおってあげます。
  • 海底は傾斜になっていたりするので、こまめにタナを取り直します。
  • タナの取り直しは、ドラグを緩めてオモリが海底につくのを確認して、タナ取りを繰り返します。

 

餌はオキアミを使用します。

  • 針には1匹がけ(がお勧め)
  • しっぽを切ってしっぽ側から針を刺して胸のあたりから針先が出るように
  • オキアミの姿勢がなるべくまっすぐに

オキアミを針につけた写真

 

タナ(魚のいる水深)に付け餌がくるようにイメージしましょう。

釣り方は非常にシンプルですよね。

 

 

合わせ

ひきがあっても慌ててアワセをしなくても、ぐーっと竿先をひきあげて魚がついている感覚があったら巻き取り始めるくらいでもいいでしょう。

 

取り込み時に気を付けること

アジなどに比べると口元はしっかりしているので簡単に口先が切れてしまってばらすということは少ないかもしれません。

でも心配ならタモを使って取り込みましょう。

高級魚ですから確実に笑

逃がしたらもったいないですよね。

慌てて糸をひきあげると針が外れてしまうかもしれません。

ただ水深が深いせいでアマダイが海面までくる間に水圧の影響で浮袋がおなかからよくはみ出しています。

もし針から外れて海に落としてしまったら...

動きが悪くなっているのでそのまま浮いているかもしれません笑

何度か経験があります。

慌てず、タモですくいましょう笑

 

 

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釣果 / 釣行

11月某日 平塚の船宿にお世話になりました。

6:30出船

気温 10℃

中潮

潮の流れはいまいち

 

釣り場に出発です。

朝日の写真

 

移動中に探見丸で海中チェックw

砂泥地なのか底はほぼまっ平なのがわかります。

電動リールの写真

 

釣り場につくまでに、仕掛けの準備、餌をつけておきます。

オキアミを針につけた写真

 

クーラーに氷と、そして組み上げた海水を数センチ入れて水をキンキンに冷やしておきます。

氷が入ったクーラーボックスの写真

 

釣り場に到着!

さっそく、まずは1投目…

 

いきなりきました(笑)

シロアマダイの写真

40cmオーバーのシロアマダイ!!!

 

そしてカイワリもいっしょに。

カイワリの写真

 

船内ではあちらこちらでぽつぽつと釣れていました。

型の良いシロアマダイを2匹釣り上げた方もいらっしゃいました。

 

その後、お昼過ぎまで場所を転々としながら釣りを続け…

良型の赤アマダイ、イトヨリ、追加のカイワリなど。

大量とまではいかないですがオカズには十分すぎるほどに釣れました。

釣りの釣果の写真

 

そして船宿に。

船から見た海の写真

 

大変お世話になりました。

 

アカアマダイはまあまあのサイズしか釣れませんでしたが、シロアマダイがつれて大満足の釣行でした。

おいしく頂きたいと思います。

シロアマダイとアカアマダイの写真

 

 

 

アマダイのレシピ

釣り人のもう一つの大きな醍醐味、

「自分で釣った魚を自分で調理して食べる」。

最初はおろし方もへたっぴでしたが、回数を重ねてまあまあ困らないくらいにはおろせるようになりました笑

レシピもいろいろ調べて、挑戦しています。

アマダイは、高級魚といわれるだけあってお刺身はもちろんおいしいですが、他の調理も絶品です。

個人的なオススメをいくつか紹介します。

素人でもできるアマダイ レシピということでまた別のブログにまとめたいと思います。

 

お刺身

ほんのり甘みがあって、身が柔らかくて、絶品です。

 

炙り刺身

バーナーで皮を炙ると、皮と身の間の旨味のある脂が味わえて、絶品です。

アマダイの炙り刺身の写真

 

 

松笠揚げ

アマダイならではの、鱗まで食べてしまう料理です。

料亭やホテルでは数切れで数千円もするとか?(行ったことがないので不確かですが)

それを気兼ねなく、おなか一杯食べれるとは笑

僕はこれが食べたくてアマダイ釣りをしています。

鱗がサクサク、中はふわっとした食感で、絶品です。

アマダイの松笠揚げの写真

 

 

アマダイ(甘鯛) 船釣り初心者 のまとめ

ここまでアマダイについて、釣り方や釣行の例、またおすすめ料理のメニューも解説してきました。

底を狙った釣りで、仕掛けや釣り方もシンプルです。

そして何より釣って楽しく、食べてもおいしいときたら、やってみるしかありませんね笑

ぜひアマダイ釣り挑戦してみてください。

そして食してみたら、リピーターになってしまうこと間違いなしです笑

皆さまの釣りの参考になれば幸いです。

 

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