外出時にPCやタブレットを持ち歩く際に一緒に持ち歩いているものといえば充電器(AC電源ケーブル)ですね。
購入時に付属のAC電源は形状がかさばるため鞄の中でのおさまりが悪く、きれいに入れたつもりでも鞄の中でぐちゃぐちゃに、ということもよくあります。
充電器は重くてかさばる…
荷物を減らしてすっきりしたい…
できれば持ち歩きたくない…
このAC電源を軽量コンパクトなUSB充電器のPD(Power Deliverly)にすると荷物が減って鞄の中もすっきりします。
この記事では、パワーデリバリー対応のAnker Nano II 65Wと一般的なモバイルノートPCに付属している充電器(AC電源)のサイズや重量などを比較検証し解説します。
という方にお勧めの記事です。
PCが、PD TYPE-Cに対応している前提で記事にしています。
充電器は小型に限る!
早速結論です。
この写真の通りです。
上がPC付属のAC充電器
下が65W出力対応のPD(Power Deliverly)と1.5メートルのType-Cケーブル
PDとType-CケーブルがあればPCもスマホもこれだけですべてカバーできます。
プラグが折りたためて形状が立方体、そしてケーブルは写真のように外せるので、鞄にいれてもすっきりします。
写真はコンセントまでの余裕を持って1.5mのTYPE-Cケーブルですが短いものを選べばさらにすっきりしますね。
AC電源は形状が複雑でおさまりが良くないので鞄の中でかさばるモノ No.1とも言えますが、持っているデバイスがすべてTYPE-C対応であればPD本体とケーブル1本だけでOK!
出先でPCを使う場合や充電するときのことを考えてType-Cケーブルの長さを検討しましょう。
残念ながらi-PhoneのLightningケーブルの場合はTYPE-Cと2本持ちとはなりますが、それでもありあまる快適さを実感できるのではないでしょうか。
充電器やケーブルを普段どれだけ持ち歩いているのだろう…
PCを持ち歩いている方なら現状だと以下のような状態ではないでしょうか。
- 業務用のPC
- そのためのAC電源ケーブル
- 業務用スマートフォン
- その充電器とケーブル
さらに
- プライベートのスマートフォン
- もしそれが業務用スマホと違うOS(i-PhoneとAndroid)であれば、充電ケーブルは同じものが使えない。よって、もう1セット
最低でもこのくらいは常に持ち歩いているのではないでしょうか。
加えて
- プライベートのタブレットPCも持ち歩いているならさらにもう1セット(電源容量による)必要かもしれません。
まさに充電器ジゴク...
カバンの中がぐちゃぐちゃ
それでも荷物を減らしている場合でもこのぐらいですよね。
- PC用 充電器(AC電源) : 1 セット
- スマートフォン用 充電器とケーブル : 1 (または2) セット
あ、あとモバイルバッテリーも持ち歩いているなぁ…
ただ最近のPC付属の電源も小さくはなってきています(写真はhp製)。
スポンサーリンク
65W PDにしたらこれだけ持ち歩けばいい
65WのPD(Powr Deliverly)のAnker Nano IIにした場合の比較をしてみましょう。
持ち歩かなくてはならない電源類がこれだけになります。
- 写真左: 従来持ち歩いているもの = PC用 充電器、スマホ用 充電器 LightningとType-C ケーブル
- 写真右 : Anker Nano IIにした場合 =Nano II と USBケーブル(Type-C to C /例:1.5メートル)
これだけでいいの?
プラグが折りたためて形状が立方体、ケーブルも外せるので、鞄にいれてもすっきり。
持っているデバイスがすべてTYPE-Cなら電源本体とケーブル1本だけでOK!
接続しているデバイスを判別して供給電力も調整してくれるんだね。
最近のi-phoneは電源出力側端子だけType-Cになったので、上の写真からはType-Aの充電器は不要になります。
ようやく充電器本体側は共通で使用できるようになりました。
Anker Nano II 65W 外観&仕様
仕様面についても見ていきましょう。
外観&概仕様
USB Power Delivery (PD) に対応した65W出力でType-C 形状の差し込み口が1口。
折り畳み式プラグ採用でコンパクトに収納できます。
スマートフォン、ノートPCなど幅広い機器に対応、一般的な5W出力の充電器に比べ、最大3倍速い充電が可能となっています。
Anker調べによると、MacBook Pro (13インチ、M1、2020) であれば2時間20分で満充電可能とのこと。
Nano II では30W、45W、65Wのラインナップがあります。
標準的なスペックのノートパソコンなどを充電するなら65Wは必要。
CADなどを扱っている人は使用しているPCのスペックが高いので電源が足りないかもしれません。使っているPCが何W必要か確認しましょう
サイズは約44 × 42 × 36mm
接続した機器の容量によって出力が調整されます。
入力 : 100v – 240v -2.1A 50-60Hz
出力 : 5.0V=3.0A/ 9.0V=3.0A/ 15.0V=3.0A/ 20.0V=3.25A (65W Max)
これ一つで普段持ち歩いている機器すべての充電が可能、しかも急速充電。
重さは?
各々の重量を測定しました (PC用AC電源以外のケーブル類は結束バンドは含めず)。
Anker Nano II 65Wの単体の重量は仕様では112gと記載。
測定では118.5gでした。
下記のようにグループ分けして各々の重量を測定しました。
- PC用AC電源 : 217.5g
- スマホ用Type-Cケーブル :34.0g
- スマホ用Lightning ケーブル :18.5g
- i-Phone純正電源 : 25.0g
- 重量計 : 295.0g
- Anker Nano II :118.5g
- Type-C – Type-C ケーブル 1.5m : 43.5g
- 重量計 : 162.0g
結果 : マイナス 133g!
今持っているTYPE-Cケーブルでは充電できない?!
Nano IIと機器を接続するための両端Type-C(Type-C to Type-C)のケーブルはもっていなかったため、ELECOM製 1.5m 最大60Wと記載のあるものを購入。
ノートPC (Windows)、スマートフォンに使用していますが、ともに問題なく充電できています。
補足
USB Type-A x1, Type-C x2という仕様のPowerPort III 3-Port 65W も追加でリリースされていますが、Nano IIの魅力はなんといってもサイズが小さい点で、今あるPDの中では最もコンパクトなモデルといえます。
充電器は小型に限るのまとめ
シンプルなキューブ形状でTYPE-Cケーブル1本あれば様々な機器をカバーできるため、荷物が減らせて、そしてとにかく鞄の中でかさばりません。
お持ちの機器類、ケーブル類の組み合わせでどこまで軽くできるか、身軽になれるかが変わってきますが、もっともかさばるAC電源のサイズがコンパクトになることは間違いありません。
普段使用している機器(PC、タブレット、スマホ、など)の電源コネクタタイプも考慮してそろえることで、持ち歩きを煩わせる電源やケーブル類をすっきりさせることができます。
- とにかく小さい、かさばらないものがいい!
- どんな場面でも対応できるものが欲しい!
という方は自分に合ったPD電源を探してみましょう。
コメント|Comment