D-Style(D-スタイル)というシリーズのプラモデルがコトブキヤさんから販売されているのはご存じでしょうか。
様々な作品からキット化がされており、その中からD-スタイル スコープドッグ ターボカスタム サンサ戦仕様 キリコ機 のプラモデルのキットを素組みレビューします。
デフォルメされた形状にこれでもかというほどのギミックが満載のキットです。
長い名前ですねw
D-スタイルってどんなキットなのでしょうか。
- どのようなキットか興味がある
- どのようなギミックが備わっているのか知りたい
- そもそもd-スタイルって?
という方にお勧めの記事です。
スコープドッグ
スコープドッグは装甲騎兵ボトムズに出てくる主役ロボットです。
派生タイプが各種あるものの基本的に量産機が主役機となっています。
地面を滑走するローラーダッシュやアームパンチなどでの格闘戦、全高は4メートルほど。
乗降のため低姿勢への変形機能、そしてミリタリー感を感じるデザインや各部の機能はよりリアルで実現可能なロボットだと感じることができますね。
こういう点も人気となる要素だと思います。
D-スタイルのDは”デフォルメ”
デフォルメとは簡単に言うと意図的に対象を変化して表現するときに使われます。
またデフォルメというと2等身程度のデザインがなじみが多いと思います。
D-Styleは全体がバランスよく「デフォルメ」されています。
発売は2014年なので新しい製品ではありませんが、遊べるギミックが詰まった、楽しくてそしてかわいいキットとなっています。
ノンスケールモデルとなっており、実際のサイズはアンテナの先までで約10cm程度となっています。
「デフォルメ」されたキットとしては、他にも「チョイプラ」としてスコープドッグ、ブルーティッシュドッグなどが販売していますよね。
チョイプラのキット製作について別の記事にまとめていますのでこちらからどうぞ。
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バランスよくデフォルメされたギミック満載のキット
まずキットの全体像です。
成型色で色分けされ、カメラアイにクリアーパーツも採用されており基本的に塗装なしでも楽しめるキットです。
(写真は素組みで軽くトップコートだけ吹き付けています)
D-スタイル スコープドッグ はバランスよくデフォルメされていますね。
またこのサイズながら各部の可動や変形ギミックも申し分ない仕上がりと感じます。
以下、キットについて解説していきます。
色分け
本体は成形色で基本的な色分けはされています。
しいてあげれば、ダクト類、足のかかと部のローラー、バーニアは塗分けると情報量がアップしますね。
バイザーはグレーに塗装したいところです。
右肩のレッドショルダーは赤く塗装済のものが同封されています。
装備品類はすべてグレー単色となっています。
マシンガン、ミサイルランチャー、ミッションパック+キャンプ道具と充実した装備が付属しています。
これらはこだわって塗装してあげるとよりリアルさが増しますよね。
合わせ目
頭部、腕部、ショルダー、脚部、ハッチ内部、マシンガン、とほぼ全体に合わせ目があります。
ギミック
小さいサイズにギミックが満載です。
とても遊びごたえのあるさまざまなギミックを解説していきます。
10cmのキットでこれでもかとギミックが実装されています。
スコープ、バイザー
透明パーツでレンズが再現されており回転、左右の移動、そしてバイザーは開閉します。
ん?
ン?
コンニチハ!
ハッチオープン
「デフォルメ」キリコが搭乗しています。
かわいく塗装したいですね
腕部伸縮 アームパンチ
アームが伸縮します。
ターンピック
小さなキットながらここまで再現されています。
脚部変形
*脚は外さなくても変形できます
膝関節を伸ばす
ふくらはぎの開閉
アキレス腱を伸ばす
降着姿勢とコックピット
荷物をおろさないと内股っぽくなります。 荷物は降ろす
そして...
ぱかっとハッチオープンし降着状態を再現できます。
コックピット内部も精密に再現されています。
ミッションパック
ミッションパック(キャンプ道具?)。
キャンプ道具は脱着可能です。
マガジンも脱着可能です。
D-スタイル スコープドッグのプラモデル 素組みレビューのまとめ
D-スタイル スコープドッグ はバランスよくデフォルメがされていますね。
- 整ったバランスのデフォルメ。
- 細部まで作りこまれ再現されている。
- このサイズ(10cm)での可動、ギミックが充実。
- 素組みでも十分な色分け。
作って楽しい、遊んで楽しい、そんなキットです。
装甲騎兵ボトムズは様々な仕様でプラモデル化されていますよね。
「チョイプラ」としてもデフォルメ製品が発売されています。
チョイプラ ブルーティッシュドッグの全塗装をした製作記事はこちらからどうぞ。
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