メカトロウィーゴ エヴァってご存じでしょうか。
ハセガワさんから発売しているメカトロウィーゴとエヴァのコラボモデルです。
このキットは各面が大きいのでムラになりやすいキットの部類に入ると思います。
「筆塗りってむらになっちゃうよなー」、という点を中心に塗り回数を重ねてみたらどうなるのかについて解説しつつ、キットのレビューもまとめています。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png)
この記事ではこのキット製作を通じて次の内容について解説しています。
- メカトロウィーゴ エヴァって?
- どんなキット?
- 組み立ての注意点は?
- 筆塗りでムラをなくせる?
- デカールが大きくてむずかしそう、注意点は?
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
まさか?
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctress.png)
暴走!?
メカトロウィーゴ エヴァしょごうき
ハセガワさんから発売中のメカトロウィーゴはクリエイター モデリズム 小林和史 さんが生み出したオリジナルロボットで、現在様々なバリエーションがラインナップされています。
そのメカトロウィーゴがエヴァとコラボした商品がエヴァコラボシリーズとなっており、ゼロごうきからラインナップされています。
なおこのVol.5 しょごうき+碇シンジ 1/20スケールは限定品となっています。
各エヴァにはそれぞれ搭乗するチルドレンのレジン製フィギュアも付属しています。
もちろん”しょごうき”には碇シンジくんが付属(今回のレビューでは製作していません)。
この記事では「しょごうき」を取り上げていますが、好きなキットを自分好みで仕上げてみてはどうでしょうか。
筆塗りで全塗装してみた状態
まずは塗装したキットを見ていきましょう。
ムラも目立たず艶も出ていますね。
キットのレビューから製作のポイント、そして塗装と順を追って解説します。
完成状態の外観
継ぎ目消し、塗装、デカールを貼った状態です。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctor.png)
背中の「ネルフ」がいいですね
キットのレビュー
様々なギミックで遊ぶことができます。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
頭部ハッチオープン
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
搭乗形態
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
塗装済、デカール前の状態
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
口が大きくて怖い顔。だけどカワイイ
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctor.png)
腕、脚は180度回転できるけど、肘、膝は90度弱程度の可動が可能
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctress.png)
暴走!?
キットのポイント
組み立て
説明書の通りに組み立てれば特に難しいところはありません。
合わせ目
肩、モモの外装カバー、腕、脚の本体、つのには合わせ目が残ります。
腕、脚の黒いパーツは外装カバーでおおむね隠せますが、外装カバーの合わせ目は消したいところです。
塗装
基本的にランナーの状態で十分な色分けがされています。
グレードアップのため何か所か部分塗装してあげるとよりクオリティがアップします(詳細は後述します)。
筆塗り3回で仕上げ
本体の塗装
筆塗りで仕上げでいます。
各面、パーツが大きいのでムラになりやすいキットの部類だと思います。
そこで複数回にわけて筆塗りすることでどのように塗装のクオリティが変わるかを次の通り検証しました。
技量もあるとは思いますが、複数回(今回は3回)塗ることでつやつやな表面に仕上げることができました。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
では回数ごとにムラの状態を見ていきましょう。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
筆塗り1回目
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
筆塗り2回目
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
筆塗り3回目。
表面のムラが見えなくなり艶もでました。
部分塗装
次の写真の何か所かを部分塗装するとよりキットのクオリティがアップするでしょう。
- 足の甲
- かかと
- 脇のダクト
- 電源カバー
- 背中カバー内
デカール
このキットの最大の難所はデカールかもしれません。
サイズの大きさ、貼る面が曲面、ということもあり難しいです。
![](https://ajimaru.org/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctress.png)
慎重に作業しましょう。
付属デカール
デカール貼りのコツ
- 胸、腹部 : デカールの番号①④がサイズが大きく、曲面に貼るため特に難しく、また①②③④の継ぎ目(隙間)の位置やバランスを見ながら貼ることになるのでこの2枚を貼るためにかなり時間を要しました。マークセッターなど使用して乾かない状態で慎重に作業を進めましょう。
- つの : ⑮⑯のデカールで左右に分割されています。つのは先端に向かって細くなっているので貼る位置が根元にずれると中間に隙間が、先端にずれると重なってしまうという状態になるため、左右2枚のデカールを乾く前に同時に作業するなどつなぎ目の処理を慎重に進めましょう。
- 肩 : ⑫⑬⑭の3枚に分かれており、曲面に貼ることになります。1セット予備があります。
- 膝 : ⑧⑨⑩の3枚に分かれており、⑧⑨を貼った上から⑩を貼る、という作業となります。⑧⑨が十分乾いてから⑩を貼りましょう。
- 目 : そーっと目の中において優しく綿棒などで押さえてあげれば比較的容易です。
一方で…
- 電源カバーのデカール : ”注意” と ”電源” が選べます。どちらもかっこいいので悩みます。
- 背中カバーのネルフ : 細かい文字の部分は破れないように注意。でもこのマークはテンション上がりますね!
筆塗りで全塗装してみたまとめ
メカトロヴィーゴ は作りやすくて筆塗りの練習もしやすいキットではないでしょうか。
デカールに関しても面積が大きいところは頑張って塗分けてもいいでしょう。
はじめて筆塗するとムラがうまく濡れないと思うかもしれませんが、心配ありません。
回数を重ねるとムラがなくなり表面に艶も出てきます。
なんども挑戦することで筆塗りのコツもわかってきます。
さまざまなエヴァがリリースされていますので好きなキットを選んで自分好みに可愛く仕上げてみてはどうでしょうか。
コメント|Comment