SHIMANO「ICEBOX PRO 22L」を徹底解説しちゃいます
僕は釣りもキャンプもするのですが、これまで釣り用のクーラーボックスをキャンプでも使っていました。
いろいろ要因はあるのですが、
- 釣り具メーカーのクーラーボックスが最も性能が高いという巷の噂
(信じるか信じないかはあなた次第ですw) - キャンプ用のクーラーボックスは値段が高い
- キャンプ用のクーラーボックスは釣りには使えない(使いづらい)
持ちづらかったり、潮で錆びちゃいますし。
こんなところでしょうか。
ただキャンプに限って言うと、釣り具メーカーのクーラーはデザインがどうも…
そしてクーラーボックスを探していたところ見つけました!
シマノのアイスボックス。

アイスボックス プロ ”22L”の解説です。
アウトドア界でナンバーワンといわれるくらいの最強な保冷力といわれています。

そして色のバリエーションがなんとベージュ、カーキといった、
なんともキャンパーを狙ったかのようなラインナップ。
ついつい購入してしまいました。
この記事では、以下のことを解説しています。
- アイスボックス プロ 22Lの解説
- おすすめの使い方
- 実際に使ってみた感想
- 満足な点と少々不満な点
そして
- 氷の保冷力テスト
を行いました。
ぜひ参考にしてもらえればと思います。

30Lの解説はよく目にしますが22Lはあまり目にしません。
22Lサイズで悩んでいる方にも参考になる記事だと思います。
SHIMANO ICEBOX PRO 22Lを徹底解説
用途に応じてキャンプ用、釣り用それぞれのクーラーボックスを揃えればいいのでしょうが…

かさばるので家に2個もいらないですよね…
最近のキャンプはテントから道具から色味の統一、無骨なデザイン、グッズで揃えて、シブいですよね。
僕は今までクーラーボックスは”赤+白”の色の釣り用のものをキャンプにも使っていました。

キャンプに赤白はちょっと浮いちゃってますよね笑
性能はまったく問題ないし、見せるものではないので実用重視でいいのですが…(強がり)
で、常々思っていたことが、

キャンプ用のものが釣りに使えれば1個でいいんじゃない?
ただ先述の通りキャンプ用は取り回しや潮による錆がいまいち。
で、見つけました!
「ICEBOX」
シマノのアイスボックスシリーズはアウトドア界でナンバーワンといわれるくらい最強な保冷力といわれています。
そして色のバリエーションがグレー、ベージュ、カーキ、モカなど、キャンパー狙い(笑)
ところでシマノという会社はご存じですか。

「世界のシマノ」
釣り具、クーラーボックスや自転車のパーツなどが有名です。
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
製品スペック比較
それではラインナップとスペックを見ていきましょう。
なお、実はICEBOX PROは釣り用として違うネーミング、バリエーションで販売されているんですよね。
ICEBOX と FIXCELのラインナップ
ICEBOXでは釣り場で鍛え上げられた性能をすべてのアウトドアシーンにと謳っています。
FIXCELは釣りに特化したイメージですが機能性をアピールしているイメージですね。

それぞれ表にまとめました。



ICEBOXは色やサイズをアウトドアに振っているラインナップ、
FIXCELは様々な釣りものや用途に合わせて選べるようになっているという印象ですね。
値段と求める性能でどちらから選んでもいいと思いますよ。

保冷時間の表記が異なっています。
ブランドごとに試験方法が異なるみたいですね。
ICEBOX、FIXCELのそれぞれTopモデルは6面極厚真空パネル+発泡ウレタンとなっていて最強仕様となっています。
お値段もそれなりにしますので、ご自身の用途に合わせて仕様の選択肢が多いのはいいことですね。
ICEBOXとしてのサイズのラインナップは3種類。
17L、22L、30L
今回解説するのは最上級モデルの「ICEBOX PROの22L」、色は「カーキ」です。
これを選んだ理由はやはり「保冷力」。
と、
色(笑)です。

今持っているクーラーボックスよりも
性能の良いものを使いたいという理由から選びました。
釣りもキャンプもこれ一つで。
ICEBOX PRO 22L カーキ
それでは「ICEBOX PRO 22L カーキ」の詳細を見ていきましょう。
ところで僕が22Lを選んだ理由は次の通りです。
- 今まで25Lのクーラーを使用、ただもう少し小さくてもいいかな~、と思っていた。
- よって30Lは候補から外れた。
- 10Lのクーラーも持っている。
- 堤防釣りやちょっとしたお出かけの時は10Lがちょうどよい。
- 堤防からの釣りは大きくても20-30cmくらいの魚(あじとか)なので、
25Lのクーラーはオーバーサイズで持っていくのが面倒、よって30Lもオーバーサイズ。 - ソロキャンプは25Lで1泊程度は問題なし(むしろ少々余裕)。
ここで、ふと思いました。
保冷性能が高ければ、保冷剤が減らせるので容量小さくても実質変わらないのでは?
加えて、釣りを考えたときに、自分の釣りものはだいたい長手方向40cmあれば十分なのですが、
今使っているダイワのクーラーボックスの内寸長手方向は38.5cm、ICEBOXの22Lが39.1cm。
ということは高さが数センチ低くなって25L→22Lとなっているんですね。
使い勝手もこれまでと変わらない、という点も丁度用途にぴったりだったといえます。

それでは各部を見ていきましょう
PROで選べる色はカーキとモカの2色。
悩みましたがカーキにしました。

蓋は手前、奥どちらからでも開けることができます。
ハンドルをひきあげるだけで軽々とあけることができます。
22Lは 500mlのペットボトルを17本収容可能(30Lは24本、17Lは14本)とされています。

両方のハンドをひきあげることで簡単に蓋を取り外すことができます。
使用した後洗う時も本体と蓋を別々に洗えますし。
細菌の繁殖を抑えて、清潔を保つ抗菌ボディとなっています。
生魚を扱う釣り具メーカーならではというところでしょうか。
メイドインジャパンというところも魅力です。

側面下に水抜き栓があります。
軽く回すだけで、ワンアクションでぱかっと開いて水を抜くことができます。
ヒンジ構造のため、蓋をなくすということもありませんね。

底面の写真です。
地熱の影響をうけづらい設計がされています。
本体の底面と地面が直接触れないよう足がついていて底面が底上げされていますね。

キャンプでも釣りでも全く違和感のないカラー、そしてデザインですよね。
堅牢なボディで、大人が座っても問題ない耐荷重設計がされているとのこと。
キャンプ用クーラーだと両手で持たないといけないものもありますが、ハンドルがついているので片手で持ち運びできます。

サイズ & 重量
ICEBOX PRO 22Lのスペックです。
- 外形サイズ : 300 x 530 x 332mm
- 内径サイズ : 220 x400 x 250mm(中央値)
底面が少し狭く上に行くに従い若干広くなります。 - 重量 : 5.7kg

保冷性能を上げていくと重量増になるのは仕方ないとはいえ、空で持ってもそれなりに重いです。
保冷性能
製品スペックでは最大氷保持期間 22Lは6.5日間。
30Lは10日間…
すごいですね…
出典 : シマノ ホームページ https://lifestyle.shimano.com/icebox/
試験条件は以下のように示されています。
※容量比40%の氷をクーラーボックスに入れ、30℃9h-20℃15hで保管後に氷重量を測定。氷が溶けきるまでの時間を算出。社内試験での結果です。条件により保冷力は異なります。
出典 : シマノ ホームページ https://lifestyle.shimano.com/icebox/
ただ現実的に容量比40%の氷を入れて使うことは考えにくいので、氷や保冷材はもっと少ない量になるでしょう。
開け閉めの回数や、気温も30℃以上のこともあるでしょうし。

これは後ほど、実際にいくつかのクーラーボックスを使って比較テストをしています。
これまでICEBOXを使用してきて体感したことがいくつかありますので紹介します。
保冷力足らないな…ってことはまず無かったです。
というか違いにびっくりするほどです。

釣りが終わって帰宅前にクーラーボックスに氷を追加投入。
今まで使用していたクーラーボックスと同等の氷、海水を入れて、
船宿から自宅まで車で2.5時間ほど。
帰宅後クーラーを開けると…
魚が凍るほどガチガチ、海水は表面数センチ凍っていた。

秋のキャンプ。
いつも通りコンビニの氷2袋をクーラーに。保冷剤も2個ほど。
そして野菜など具材もクーラーに。
次の日の朝、クーラーを開けると野菜が部分的に凍りかけているほど冷え冷え。
いろいろ書き始めると他のクーラーを下げちゃう気がするので補足します。
ちなみに今使っているダイワのクーラーボックス「シークール キャリーII GU2500」もとても重宝するクーラーボックスなんですよ。
これまで釣りにキャンプにかなりハードに使ってます。
ホイールがついて、キャリーバッグのように転がすこともできるし、上に荷物も載せて運べます。
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保冷性能テスト
それでは実際にどのくらいのパフォーマンスなのか、テストをしていきます。
試験に使用したクーラーボックスは3つ。
- シマノ アイスボックス プロ : 22L
- ダイワシークール キャリーII GU2500 : 25L
- ダイワ クールライン α II GU1000X : 10L
それぞれざっくり仕様を解説します。


テスト方法
念のためクーラー内の温度をできるだけ揃えるため、保冷剤を入れてしばらく放置。
どのクーラーも12~13℃程度からテスト開始。

クーラーボックスは家の北側の壁際に置きました。
時間によっては直射が数時間当たるかもしれませんが基本的には日陰。
1kgの氷を基本にそれぞれのクーラーに容量比率で氷をいれて定期的に溶け具合を確認
- 22L : 氷1kg(1袋)、
- 25L : 氷1kg(1袋)+氷約136g =1.136kg
- 10L : 氷1kg(1袋)-氷約545g = 0.455kg

室内、室外の気温もわかる温度計を使用して室外気温測定用の温度計をクーラーの中に入れてクーラーの中の温度も測定してみました。
これは冬キャンプの時など、外気温をテントの中から知ることができるのでお勧めのグッズです。

テスト開始
8月某日
11:00ごろ テスト開始
- 気温 30℃
- クーラー内(ICEBOX)温度 17.8℃

クーラーのふたの開け閉めで中の温度が高め?かな?
こんなものなのかよくわかりませんがとにかくスタート

12:20頃 (1時間20分後)
- 気温 30.4℃
- クーラー内(ICEBOX)温度 16.6℃

クーラーの中の温度はこのくらいで落ち着いた感じ?

ICEBOXの氷、少し水が溜まってきています。

ダイワ 25Lに温度計をいれてみました。
- 気温 32.4℃ … 上昇中
- クーラー内(SEACOOL)温度 19.6℃

クーラー内の温度の差は蓋開け閉めの影響なのかはわかりませんが。。

シークールキャリーの氷、水がたまってきています。

容量分追加で足した氷(136g分)です。ほぼ水です。

クールラインの氷です。
取り出し用の小さいふたがあることで保冷性が不利かもしれませんね。

15:00頃 (4時間後)
- 気温 31.3℃
- クーラー内(SEACOOL)温度 20.9℃
温度確認のみ。

ICEBOXの氷のみ確認、水の量が増えてきたが1時間20分時点のシークールより水の量が少ないか。

16:00頃 (5時間後)
- 気温 30.0℃
- クーラー内(ICEBOX)温度 19.6℃
温度確認のみ。

クーラーボックスの中って思ったより温度高いんですね…

22:00頃 (11時間後)
- 気温 29.5℃
- クーラー内(ICEBOX)温度 14.2℃

夕方からものすごい雷雨が発生…
雨のおかげでクーラーの温度が下がったかな?

ICEBOXの氷、だいぶ水になってきたけど感覚的には1/5くらいの氷が残ってます。

シークールの氷、ほぼ水になりました。
写真ではわかりづらいですが、感覚的には数えるくらいの氷の粒が残っている程度か。

クールラインの氷、水になりました。
触った感じでも他の2つのクーラーよりも水の温度も常温になりつつある感じです。

翌朝6:00頃 (19時間後)
- 気温 28.2℃
- クーラー内(ICEBOX)温度 15.0℃

ICEBOXの氷、なくなっていました。
水は十分冷たいです。
クーラー内温度は15℃。

シークールの氷も、なくなっていました。
水はまあまあ冷たいです。
クーラー内温度は16.5℃。

クールラインの氷はもう水です。
ほぼ常温。
クーラー内温度は18.2℃。

テストの結果、考察
氷の持ちのいい順に、
シマノ ICEBOX PRO > ダイワ シークールキャリー >ダイワ クールライン
となりました。
*判定は定量的になっていない部分もありますこと、ご了承願います。
仕様で謳っているICEBOX PRO 22Lの6.5日間というインパクトに対しては物足りない感はありますが、それでも約1kgの氷が(おそらく)数時間程度の持ちの違いとして見られました。
氷や保冷剤の量、また蓋の開閉状況や実際にはクーラーの中は一度冷やされた具材でいっぱいになっているので状況は全く違ってくるでしょう。
テストは容量に対しておおよそ1/20程度の氷の量なので、試験としては厳しい試験だったのではないかと思います。
いずれにしても真空パネルの効果は感じられる結果だったのではないでしょうか。
これら今回使用したクーラーボックス以外にも、キャンプにも釣りにもアウトドアにお勧めできるクーラーボックスを別の記事で紹介しています。
興味があればこちらからどうぞ。

また、クーラーも揃えたし、せっかくだから船釣りも始めてみようかな、という方に、釣りの準備に関する記事もまとめています。

SHIMANO ICEBOX PRO 22Lを徹底解説。氷の保持力をテストしてみた のまとめ
最強ボディ構造の6面極厚真空パネル+発泡ウレタンはとてもお勧めです。
ただ実際に使用してみて少々不満な点もないことはありません。
- 値段 : それなりにします。。
- 重量 : 他の比べると重いです。
- 両手持ちしづらいかも : ハンドルの根元はごつごつ出っ張っていて、持てなくはありませんが両手持ちとして考えられてないと思われます。
とはいえハンドルがあるのでほとんど片手持ちで運搬することになるでしょうから、「あえて言えば」というくらいです。
ただ値段も重量も、最強と言われる「保冷性」、さらには「両開き蓋」、「堅牢ボディ」、「抗菌処理」、そしてデザイン(色)とのバランスですよね。
キャンプ専用クーラーはキャンプ特化仕様で同等の値段するものもありますし、そう考えるとむしろ安いといえるかもしれません。
両開き蓋は、クーラーを相手との間に置けば、どちらからでも蓋をあけることができます。
片手持ちができるので、キャンプ道具を運ぶ時にも片手は空きますし、
開けやすいふたは釣りののときの手数や動作の効率を上げられますし、
新鮮な魚を新鮮な状態で持ち帰ることができる保冷力、
釣りにもキャンプにも併用できる抗菌処理、
そして釣りにもキャンプにも併用できる「色」「デザイン」、
などなど、
おすすめの使い方はいろいろあります。
車のトランクに積んでおけば、遠出したときに購入した生モノでも時間と鮮度を気にせず自宅まで持ち帰ることもできるでしょう。

実際使ってみれば保冷力には驚きますよ。
様々なシーンで十分な性能を発揮できると思います。
おすすめします。



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