キャンプの定番「朝のコーヒー」
朝、目覚めてのコーヒーの香りと味を楽しみながら、景色を堪能しつつ、何も考えずぼーっとしながら過ごす。
寒い日なら体もぽかぽか。
最高の癒しですね。
朝から焚き火でお湯を用意してコーヒーを淹れる…
もちろんそれは楽しいのですが、たまには火をおこしたり準備に時間をかけず簡単にコーヒーを楽しみたい。
そんなときもありますよね。
この記事ではキャンプでコーヒーを手軽に楽しめるグッズを紹介します。
朝のコーヒー ‐ お湯を沸かす
キャンプでお湯を沸かす、これが最も手間のかかる作業ですね。
焚き火をしている最中であれば、ケトルでお湯を沸かしてしまえばいいのです。
しかし、コーヒーだけのために火をおこすのは少し億劫ではありますね。
お湯を沸かすにはいくつか方法があります。
焚き火
焚き火をしながらケトルでお湯を沸かします。
火を見ながらお湯を沸かしてコーヒーを飲むなんて最高のシチュエーションですね。
テントの中では一酸化炭素中毒や火事の恐れもありますので焚き火でお湯を沸かすときは屋外で行いましょう。
ただ、朝起きて火をおこすのは少々面倒…
そういう時には保温できるポットがあれば簡単です。
夜、焚き火でお湯を沸かしておけば朝起きてすぐに温かい飲み物を用意することができますね。
そして保温ポットを持っていれば、「お湯の保管」の用途だけにとどまらず、
冷たい飲み物をいれて「ウォータージャグ」として、
氷を入れておけば 「アイスペール(アイスバケツ)」として、
いろいろな用途にも使えます。
保温ポットの使用用途は一つだけではありません。
口の広いものを選んでおけば、氷を取り出しやすかったり、また手が入れられて簡単に洗うこともできます。
ガス
カセットコンロやバーナーでお湯を沸かします。
火をおこす手間がかかりませんので手軽にお湯が沸かせますね。
テントの中で使う時には念のため換気、火事には気を付けつつ使用しましょう。
コンパクトに収納できるガスバーナーは「ギア」という感じがしますよね
折りたためるバーナータイプはコンパクトに収納できます。
ただ安定感はガスコンロよりは劣るのでバーナーに載せているケトルや調理器具を倒してしまわないように安定したところで使いましょう。
荷物をできるだけコンパクトにまとめたいときには小型シングルバーナータイプもお勧めします。
ソト アルミクッカーも一緒に揃えれば、OD缶もバーナーもクッカーの中に収納することができるので、これ一式で調理器具、食器、そしてバーナーもまとめて持ち歩けます。
一方、ガスコンロです。
ガスコンロは逆に安定感はありますが、サイズとしては少々かさばります。
「タフまる」はもともと風防設計が設計がなされており、多少の風が吹いても風防が防いでくれます。
ガスボンベも合わせて持ち歩けるタフまる専用設計の収納ケースもありますよ。
ガスコンロの利点として、「火力調整が容易である」という点が挙げられます。
たとえば朝の定番メニューのホットサンドなど、弱火で数分加熱したい時には焚き火での調理は火力にムラがあって少々てこずります。
ガスコンロであれば朝食をさっと作りたいという時にも重宝しますね。
別の記事で、「ホットサンドメーカー」と「タフまる」でつくるホットサンドの記事をまとめていますのでよろしければこちらからどうぞ。
バーナー、コンロのどちらにも一長一短があります。
ご自身のスタイルや好みに合ったものを選びましょう。
電気ケトル
電源が取れるなら電気ケトルもお湯を沸かす候補になります。
電気ケトルは高い電力を必要としますので、それに耐えうる電源があることが前提です。
電力を抑えた低電力タイプは高電力(一般的な電力の電気ケトル)よりも、お湯を沸かす時間が長くかかります。
それでも焚き火を始めるより簡単と割り切って使用することになるでしょう。
ポータブル電源も見合った電力のものを選ぶ必要があります。
同時に他の機器も電源を使用するのであれば余裕をもった電源能力を備えたポータブル電源を選びましょう。
朝のコーヒー 基本のグッズ
基本のコーヒーグッズを紹介します。
美味しいコーヒーが淹れられて、できるだけコンパクトに収納できるものがお勧めです。
ケトル/やかん
キャプテンスタッグのキャンピングケトルは定番中の定番ですね。
サイズは700mlと1.3lの2種類ありますので、ソロかファミリーか、使用量で選べます。
中が空洞なので小物を収納してスペースを有効に使えますが、小さいほうの700mlでもソロで使う小物が十分詰め込めます。
そして、合わせて揃えたいものとして、ドリップノズルを紹介します。
コーヒーを淹れるときには、ケトルの先が細いほうが淹れやすいですよ。
ケトルの先に取り付けるだけで、ドリップポットのように細いお湯をだすことができます。
細いお湯が出せるので注ぐお湯の量の調整が容易で、楽しみながらコーヒーを淹れることができます。
ドリッパー
おしゃれなドリッパーならコーヒーを淹れる間の見た目や雰囲気も楽しめますね。
組み立て式のコンパクトなものや準備の手間のかからない折り畳み式などお好みで選んでみましょう。
ケトルの中に収納できるものならかさばらないですね。
フィルター
フィルターによっても味わいに影響があります。
様々なフィルターがありますが、キャンプの場合だとペーパーフィルターとドリッパーの組み合わせが一般的でしょうか。
- ペーパーフィルターは油分をペーパーが吸い取るためにすっきりとした味わいになります。
- ステンレスフィルターは、ダイレクトにコーヒーの成分が抽出されることから、風味とコーヒー本来の味わいが楽しめます。
どちらのフィルターも捨てがたいですね。
ペーパーフィルターはお好みのもので構わないでしょう。
ステンレスフィルターはコンパクトで軽量、そして別にフィルターが不要なので環境にやさしくごみも減らせます。
ステンレスフィルターなら挽いたコーヒーの粉、お湯とカップがあれば手軽にコーヒーを楽しめますね。
そして、洗って何度でも使えます。
コーヒーミル
美味しいコーヒーを淹れるのにこだわりたいグッズとして、コーヒーミルが挙げられます。
キャンプ用ではコンパクトなのはもちろんですが、コーヒーの風味や香りが楽しめるグッズにこだわりたいですよね。
Belmontのコーヒーミルはリーズナブルな価格で、様々な特徴があります。
- セラミック刃により、金属臭がしないので本来の風味が楽しめます。
- コーヒー粉の荒さ調節ができるので、お好みの粒度で豆を挽くことができます。
- 耐久性、分解しての洗浄、ハンドルを取り外して付属の収納ケースにコンパクトに収納が可能、など。
コーヒーカップ
これはお好みで、としか言えませんね。
好きなデザイン、サイズのものを選びましょう。
あえて選ぶ際のポイントをあげるなら以下の点でしょうか。
- 金属製はカップ自体が熱くなるので唇が触れて熱いのが苦手な人には縁が樹脂のタイプなど
- 特に冬は保温性能があるもの、蓋がついているものが温かい飲み物を長時間保持することができる
- かさばるのが気になるなら持ち手が収納できるタイプ
コーヒー豆
挽き方、粉の大きさ、淹れ方…挙げればきりがありませんが、お好みのコーヒー豆を見つけて楽しみましょう。
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他にも揃えたいコーヒーグッズ
シンプルなコーヒー以外にも、朝のコーヒータイムやランチ、デザートタイムなどにも。
揃えておきたいおすすめグッズをあげておきます。
エスプレッソメーカー
エスプレッソにもチャレンジしてみてはどうでしょうか。
最初は慣れが必要ですが、豆のひき方、粉の入れ方や淹れ方、など奥が深いです。
「キャンプでカフェラテ」もおしゃれですよね
ミルクフォーマ
ミルクを泡立てればエスプレッソメーカーと合わせてカプチーノもできます。
スティックタイプのコーヒー
手軽にコーヒーを楽しめますし、もしかしたら道具を忘れてコーヒーが飲めないといったアクシデントにも。
スティックタイプのコーヒーを常備しておいてもいいでしょう。
朝のコーヒー おすすめグッズ のまとめ
キャンプで手軽に簡単にコーヒーを楽しむグッズをまとめてみました。
コーヒーの香りと味を楽しみながら、景色を堪能しつつ、何も考えずぼーっとしながら過ごす。
お気に入りのグッズを揃えるのも楽しみの一つですね。
たまには火をおこさない簡単なキャンプで、自然の中でコーヒーを嗜んでみてもいいのではないでしょうか。
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