空いた時間に手軽に作れるプラモデル、キャビコ チョイプラ。
2025年8月に待望のエヴァンゲリオンが発売されました。
おそらく今後ラインナップが増えていくのではないかと勝手に推測していますが、今回は初号機です。

チョイプラはどのキットもバランスよくデフォルメされていてかわいいですよね。
この記事では、チョイプラ エヴァンゲリオン初号機を組み立てながら、キットの解説をしていきます。
記事を読むと以下の内容がわかります。
- チョイプラってどんなキット?
- パッケージと開封
- ランナー
- 組み立て過程
- 素組みの状態の紹介
- キットの良い点と悪い点

実は”チョイ”プラという名前の割に…
チョイプラ エヴァンゲリオン初号機
チョイプラというだけあってチョイとプラモデルを作ってみようという時にピッタリのキットですね。
小さくてパーツ数もすくなく、それでいて細かい造形で仕上げられています。
様々なキットがすでにリリースされているのでご存じの方も多いと思います。
クリエイターの方々が参画してこれまでいくつものシリーズがリリースされてきました。
Amazonで好みのチョイプラを探してみる方はこちらから。
その中からこの記事ではエヴァンゲリオン初号機を取り上げています。
キットはノンスケールで全高は約51mm(頭頂高)というサイズになっています。
それではキットを見ていきましょう。
開封
パッケージから見ていきましょう。
パッケージの背面には実物大のイラストがあります。
組み立て後に実際に比べてみてもほぼ実物大でしたw
かっこいいですね。
側面から見ると5枚のランナーが入っていることが確認できます。
箱を開けて中身を見ていきます。

パッケージの裏が組み立て説明書になってますね
箱から取り出してみます。
組み立て説明書はこのようなシンプルな内容ですが、組み立て自体が簡単なので十分です。
そしてランナー、全部で5枚ですね。
右上の3個のピンでとめられていました。
それでは組み立てていきます。
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組み立て
この記事では素組みの組み立てまでを記事にしています。
別の記事で塗装もしてみたいと思っています。
組み立て作業
組み立て説明書に沿って組み立てていきます。
今回は塗装まで行う予定なので、バリなどはあとで処理する前提でパーツをカットしています。
組み立てて素組みのままで飾る場合には、ランナーからのパーツの切り取りでは2度切りするなど少しでもきれいな処理を心掛けたいですね。
薄刃のニッパーで、パーツから少し離れた箇所でパーツに少しランナーが残るようにカット
次に片刃ニッパーでパーツに残ったバリをそうっとカットすることでパーツの白化を少なくできるでしょう。
デザインナイフで整えるのも効果的です。
片刃ニッパーといえばゴッドハンド(GodHand) アルティメットニッパーが有名です。
ただ少々高価なので、僕は「ぬるっと切れる片刃ニッパー」を使っています。
切ったときのぬるっとした感覚はなかなかいいものです。
プラモデル製作に必要な工具を紹介している記事に2度きりの解説をまとめていますのでご興味があればこちらからどうぞ。

切りくずがきになる方がプラモデル作業時に手っ取り早く用意ができるコンパクトな作業台もお勧めです。
作業台の下面に無数に穴が開いていて切りくず入れになっているので、片付けも簡単です。


ズボラな僕は、毎回捨てずに何度かに一度切りくずを捨てています。
拡大鏡もついているので、僕のようなおっさんモデラーが細かい作業をするときにも活躍しています。
頭部
頭部のパーツを切り出しました。
組み立てた状態です。

かなり精密に再現されていますね。
胴体と脚
パーツを切り出しました。

こちらも造形が細かいですね~。
組み立てた状態です。
胴体は前後2パーツ、
脚も左右各2パーツ、
そして胸部の装飾が3パーツ、という構成です。
右腕
次は右腕です。
組み立てた写真です。
なお、武器はピンと手のひらにある穴でしっかりと固定され、脱着可能です。
左腕
左腕のパーツです。
組み立てた写真です。
左手も右手同様にナイフをピンで脱着することができます。
電源ケーブル
エヴァといえば電源ケーブル笑
しっかり付属しています。
部品二つなので簡単ですね
全体の組み立て
ここまでですべてのパーツが組みあがりました。
それでは組み上げていきましょう。

各部の解説は完成写真の項で解説していきます。
完成写真
完成したキットの写真を見ていきましょう。
かなり細部まで作りこまれていますね。
かわいさも文句ありません。
飾る場合は足が小さいので不安定です。
お気づきかもしれませんが、立たせるには背中の電源ケーブル、もしくはライフルの先端をスタンドとして立たせることになるでしょう。
武器を持っていると重心が前になるので、電源ケーブルで支えることができません。
電源ケーブルついている状態ってかっこいいですよね。
もっとケーブルの長さが欲しいという人はランナーを継ぎ足せば簡単に処理できそうですね。
背中の背筋の造形もいいですね。
ライフルの造形も結構作りこまれていますね。
大きな手が野性的なイメージになっています。
左から見たところです。
ナイフもしっかり作りこまれています。
上から見たところ。
かなりの猫背ですね笑
可動を見てみましょう
頭部は上下左右に少々
腕は一周
脚は前に少し、後ろにはもう少し
という最低限な可動域です。
可動に期待するキットではないのでこれだけ動けば十分でしょうか。
ここまで見てきて、キットの造形の良さは理解してもらえると思います。
一方で、塗装を考えているなら大変さも感じていると思います。
また、全体的に合わせ目消しも必要です。
自分のやりたいように、手間をかければかけるだけ仕上がりが変わってきますね。
チョイプラ エヴァンゲリオン初号機を作ってみた ‐ 仮組みとレビューのまとめ
チョイプラという名前のとおり、
空いた時間にちょっと楽しむ、
物足りなければ自分好みにさらに手を加える、
というように、どちらでも楽しめるキットですね。
良い点としては、
簡単に組み立てられて、細部まで造形の表現されている。
さっと組み立てて、そのまま飾ってもかっこい
手軽に、空いた時間に、ちょいっと楽しめるキット
悪い点といえるのかわかりませんが、手を加えたい場合にはキリがない笑
可動は期待しない方がいいですが、そもそもそういうキットではないですね。
空いた時間でちょこっと気分転換できる「チョイプラ」で楽しみましょう。
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