キャビコ チョイプラ ブルーティッシュドッグを作っていきます。
チョイプラってどんなキット?
製作過程を通じてこのキットはどのようなキットなのかを解説します。
思い思いのチョイプラ製作方法の参考になれば幸いです。
この記事では以下の内容について記事にしています。
- 組み立て作業+塗装
- キットの良い点と悪い点
- 組み立ての注意点
制作編 (組み立て、塗装)
手順を考える
基本的に各部位ごとに組み立て、はめ込みではなく頭部ユニットを除いて一体型となっています。
各パーツが小さいうえにパーツを順に組み付けていくキットということもあり、仮組してから部位ユニットごと分解して合わせ目消し~塗装~組み立て、という工順が取れません。
説明書は一度じっくり読みこんでから作業手順を考えながら作業したほうがいいかもしれません。
パッケージが説明書になっています。
今回は組み立てながら合わせ目消し、塗装、と並行作業で製作していきます。
以下の手順で製作しています。
- ランナーのまま全体をサーフェイサー塗布
- 小さい部品だけ先に塗装
- 組み立て(合わせ目消し、塗装を並行作業)
- カメラには円形メタリックシール
- 組みあがったら光沢トップコート
- 完成
付属品(これは最後でもOK)
本体の作業手順を考えているとなかなか進まないので、気分転換で先に付属品から作業開始しました。
モナカをむにゅして合わせ目を消していきます。
本体組み立て
合わせ目消し、塗装を並行作業で進めています。
サーフェイサー塗布
手順をいろいろ考えましたがとりあえずランナーのまま全体をサーフェイサー塗布してしまいました。
切り離すと塗装時に持つ部分がなさそうな小さな部品は切り取り前に塗装。
コックピット
コックピットと腕の付け根はボディで挟み込むので先に塗装。
細かく再現されているので凝れば凝るだけ仕上がりが違ってくると思います。
シートと操作パネルで2色に塗り分けしました。
胴体
コックピットと腕の付け根パーツを上半身パーツで挟み込みます。
背中の中央に合わせ目ができますがランドセルでほぼ隠れるので上のところだけパテで合わせ目消ししました。
上半身と脚パーツを下半身パーツで挟み込むので脚も製作
下半身パーツで挟み込む前に各ユニットごとに塗装、各ユニットとも2色塗り分けになるのでマスキングしてそれぞれ塗装しました。
筆塗りならマスキングはしなくても塗装できると思いますが、エアブラシを使用したので細かくマスキングしました。
先に腰の白い部分を塗装し、その後パープルを塗装。
コックピットは先に塗装済なのでしっかりマスキングして塗装します。
塗装済のコックピット内はマスキングで無事でした。
腰のマスキングもはがします。
胴体前面は胸のハッチ下から下半身まで一体成型のためここも塗分けしておきます。
脚部
軸を挟み込む構造なので両脚を組み立てた後で合わせ目消しと塗装。
マスキングをはがすとこうなります。
胴体と脚部の組み立て
胴体ユニットの部品をすべて塗装を済ませてから組み立て。
あとは腕パーツ!
腕部の組み立て
肩を胴体から出ているフックに引っ掛け、ショルダーで挟み込む構造。
ショルダーには合わせ目ができるので、段落ち処理するか、後ハメできるように加工が必要と思います。
段落ち加工に挑戦しましたが失敗。形状が曲線なのでガタガタ段落ちになってしまい、きれいに段落ちを作るのにはもっと練習が必要でした。。
右手は通常の持ち手とガトリングが選べます。
ショルダーのフックははめるときに開いて差し込むのですが、折れやすいので注意(折ってしまい修復しました)。
またこの部品も塗装しづらく、一度塗装してから乾いた部分をもって塗り残し(ゲート処理部)を塗装しました。
頭部
頭部の組み立ては難しくありません。
アンテナの特に根本が折れやすいので(折ってしまい補修しました)丁寧に作業したほうが良いです。
バックパック
組み立ては難しくありません。
単色だと寂しいので塗分けしてあげるとかっこよさが増しますね。
各パーツの完成へ
全部品一通り完成したのであとは最後の仕上げ、組み立てです。
組みあがったら光沢トップコートをして完成です。
使用した工具類
- 塗装は本体はエアブラシ、細かな個所は筆塗りで仕上げています。基本的な機能は備えており初めて使う方にも手軽に使える充電式ハンディタイプのエアブラシです。
- デザインナイフ
- カッティングマット
- 片刃ニッパー
カメラには円形メタリックシール
ボトムズのメカはやはりカメラがポイント!
ということでキラキラするメタリックシールと偏光シールを貼りました。
偏光シールは角度によって色が変わります。
カメラが特徴で目立つところなので、ここを一工夫するとさらに見栄えが良くなりますね。
円形メタリックシール、偏光シールは様々な色、サイズが選べます。
完成
完成状態のレビューは別の記事でまとめていますのでよろしければこちらからどうぞ。
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まとめ
良い点
”チョイ”プラなのに良くも悪くも作りごたえが十分(素組みでも)。
細部まで表現されている。
悪い点
”チョイ”プラなのに合わせ目消しや塗装をしようとすると極端にハードルがあがる(ような気がします)。
可動箇所はあまり強固にできていないので関節など激しく動かそうとすると割れやすい。
作業に際しての注意点
- 部品が小さいので破損しないよう丁寧な作業で。
- 各部のかみ合わせがきつめなので勘合部には塗料をのせないように作業したほうがよい。
まとめ
”どう仕上げるか”を考えさせられるキット。
こだわればこだわるだけ仕上がりが変わってきて終わりが見えなくなる、そんなキットだと思います。
(自己満足?)
「デフォルメ」されたキットとしては、D-スタイルというシリーズもご存じですか?
コトブキヤさんから、様々な作品からキット化されています。
そこからD-スタイルのスコープドッグのキットレビューを別の記事にまとめています。
ご興味があればこちらからどうぞ
他のプラモデルも記事にしていますのでよろしければどうぞ。
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